著者のコラム一覧
有森隆経済ジャーナリスト

早稲田大学文学部卒。30年間全国紙で経済記者を務めた。経済・産業界での豊富な人脈を生かし、経済事件などをテーマに精力的な取材・執筆活動を続けている。著書は「企業舎弟闇の抗争」(講談社+α文庫)、「ネットバブル」「日本企業モラルハザード史」(以上、文春新書)、「住友銀行暗黒史」「日産独裁経営と権力抗争の末路」(以上、さくら舎)、「プロ経営者の時代」(千倉書房)など多数。

ワタミ<下>“働き方改革”に異を唱える創業者が復帰する

公開日: 更新日:
サラリーマンにも人気の「坐和民」(C)日刊ゲンダイ

「24時間365日死ぬまで働け」

 2014年5月12日に開いた創業30周年祭で、創業者の渡辺美樹がまとめた理念集からこの文言が削られ、「働くことは生きることそのものである」に改められた。

 外部の有識者委員会の指摘を踏まえ、ワタミはブラック労働の代名詞となっていたこ… 

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