井上久男
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井上久男ジャーナリスト

1964年生まれ。九州大卒業後、大手電機メーカーを経て92年に朝日新聞社入社。支局勤務を経て95年から経済部記者としてトヨタ自動車や日産自動車、パナソニックなどを担当。04年朝日新聞を退社しフリーに。文藝春秋、東洋経済新報社、ダイヤモンド社など数多く媒体で記事を執筆している。

管理職の夏ボーナス削減 トヨタは“内なる敵”とどう戦うか

公開日: 更新日:

 トヨタ自動車の管理職(9800人)に対して今夏支給されたボーナスが4~5%程度下げられたことが社内外で波紋を呼んでいる。

 トヨタの2019年3月期決算で売上高は初の30兆円超。本業のもうけ度合いを示す営業利益率も8・2%と業界では高水準だ。

■豊田社長が抱く危機感

 業績は堅調なのに、あえてボーナスを下げたのは、豊田章男社長がトヨタグループと業界の展望に大きな危機感を抱いているからだ。

 トヨタはグループ再編をいま積極的に進めている。たとえば、ハイブリッド車の心臓部で、モーターの回転を制御する「パワーコントロールユニット」は、トヨタとデンソーが手掛けていたのを、デンソーに集約する計画だ。

 IT企業が、移動手段ビジネスに積極的であることもトヨタは脅威を感じている。1兆円を超える国内で最大の研究開発費を持つが、グーグルやアマゾンのそれはトヨタの2倍近くあるからだ。

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