小林佳樹
著者のコラム一覧
小林佳樹金融ジャーナリスト

銀行・証券・保険業界などの金融界を40年近く取材するベテラン記者。政界・官界・民間企業のトライアングルを取材の基盤にしている。神出鬼没が身上で、親密な政治家からは「服部半蔵」と呼ばれている。本人はアカデミックな「マクロ経済」を論じたいのだが、周囲から期待されているのはディープな「裏話」であることに悩んで40年が経過してしまった。アナリスト崩れである。

期待の新ビジネス「情報銀行」の広がりを阻む医師会の思惑

公開日: 更新日:

「情報銀行」という聞き慣れない構想が金融界を跋扈している。「情報銀行」とは、①個人が信頼できる事業者に自らの個人情報を預ける②事業者はそのデータを加工して企業などの第三者に提供し報酬を得る③同時に、その報酬の一部を金銭などの形で個人に還元する――という新手のビジネスだ。

 まさに「情報」を集めて貸し出す「銀行」のようなもので、情報提供を受ける企業も、個人の購買状況や属性情報をマーケティングなどに生かせるメリットがある。

「情報銀行は、2016年に国の『世界最先端IT国家創造宣言』に盛り込まれた構想で、すでに所管する総務省と経産省のお墨付きを得た日本IT団体連盟という業界団体も発足しています。先月には、三井住友信託銀行とフェリカポケットマーケティングの2社にIT連盟から情報銀行の認定書が授与されたばかり。全銀協の高島誠会長も先月の記者会見で、銀行の新たなビジネスとして期待を寄せたほどです」とメガバンク幹部は語る。

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    吉本批判でも24時間ランナー 近藤春菜にあがる“怨嗟の声”

  2. 2

    渋野日向子フィーバーが覆い隠す女子プロ協会のゴタゴタ

  3. 3

    さんまもサジ投げた?宮迫博之“なんちゃって懺悔録”の軽薄

  4. 4

    目玉は嵐だけ…“やめ時”を逸した24時間テレビの時代錯誤

  5. 5

    渋野マネジメント会社決定で気になる大型契約と来季主戦場

  6. 6

    連日過熱報道でついに悲鳴…渋野日向子が“国外逃亡”する日

  7. 7

    渋野日向子フィーバーの裏で“渋い顔” 大会運営はツラいよ

  8. 8

    日韓外相会談物別れでも SNS映えに走る河野外相悪ノリ外遊

  9. 9

    新契約と副収入で稼ぎ破格 渋野日向子メジャー制覇の値段

  10. 10

    F35とは“別腹” F2後継ステルス機国産化で防衛費は青天井

もっと見る

編集部オススメ

  1. {{ $index+1 }}

    {{ pickup.Article.title_short }}

もっと見る