有森隆
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有森隆ジャーナリスト

30年余、全国紙で経済記者。豊富な人脈を生かし取材・執筆中。「『ゴーン神話(マジック)』の終焉 日産を覆う不安の正体」(「月刊現代」2006年12月号)、「C・ゴーン『植民地・日産』の次の獲物(ターゲット)」(同09年1月号)などを執筆。「日産 独裁経営と権力抗争の末路――ゴーン・石原・川又・塩路の汚れた系譜」(さくら舎)を3月に上梓。

信越化学工業金川会長 塩ビを世界トップに育て上げた功績

公開日: 更新日:

 金川千尋・信越化学工業代表取締役会長は1926年3月15日生まれ。今年94歳になる。圧倒的な指導力で30年間にわたり社長、会長を務め、経営トップに君臨してきたカリスマ経営者だ。

 金川氏は90年、64歳のときに社長に就いた。決して早い方ではない。創業家である長野の名門、小坂家の一族でも、生え抜きでもない。転職組だ。

 信越化学は26年、日本窒素肥料(現チッソ)と小坂家の共同出資による信越窒素肥料として産声を上げた。社長は小坂順造氏。戦後、小坂家の事業となった。

 順造氏の長男は外務大臣の小坂善太郎氏。三男が運輸大臣の小坂徳三郎氏。徳三郎氏は信越化学の社長をしていたことがある。

 金川氏は朝鮮・大邱で生まれた。旧制第六高等学校を経て50年、東京大学法学部卒、極東物産(現三井物産)に入社。合金鉄の営業をしていたが、モノ作りに魅力を感じ、62年、信越化学工業に転職。35歳のときだった。

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