ドコモ口座詐欺事件で知っておきたい絶対NGな「暗証番号」
激動の時代は実践的な「資産防衛」も大切です。
ドコモ口座詐欺とは、地方銀行などの口座から第三者にオンライン決済システムであるドコモ口座を勝手につくられ、そこに資金が移動され盗まれるという詐欺です。
銀行とドコモ口座の両方の本人確認手段が甘いところを突かれ、成りすましが比較的簡単だったことが原因です。
一般の報道では、口座番号、名前、暗証番号を何らかの手段で不正に入手し、利用して引き出したとされていますが、このレベルの認識ではリスクを回避できません。
詐欺の手口を知っておくことが極めて大切です。
ここでは一般報道では報道されない暗証番号に絞って簡単に解説します。
口座番号(会員番号)と暗証番号4桁のシステムでは、口座番号を固定して暗証番号を変えて口座へアクセスしようとしても、間違った暗証番号を入れ続けるとロックされますが、暗証番号を固定し、口座番号を変えて、その暗証番号を使っている口座を特定するのは簡単です。