米大手KKRが1.6兆円ファンド アジア最大級&対日投資も加速

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 米大手投資会社KKRは、アジア太平洋地域の企業・事業買収を対象とする総額150億ドル(1.65兆円)のファンドを設定した。KKRによる同地域対象ファンドとして最大規模となる。日本の製造業、サービス業などにも積極的に投資する構え。投資ファンドを触媒役に、再編の動きが活発化しそうだ。

 国内では、大企業が成長分野に経営資源を集中するため、非中核事業を売却する動きが目立つ。米投資大手のブラックストーン・グループは3月に武田薬品工業から「アリナミン」を手掛ける大衆薬部門を買収。KKRも新ファンドの資金を使い、同様の投資を拡大させるとみられる。

 KKRのアジア太平洋地域向けファンドは今回が第4号。2017年に設定した3号ファンド(93億ドル)から6割増しの資金規模となった。日本では新型コロナウイルス危機やデジタル化の進展による経営環境の変化を見込み、年間3000億~7000億円規模を投資する方針を明らかにしている。

 KKRは昨年末時点で総額2520億ドル(27.7兆円)の資産を世界規模で運用する。06年に東京拠点を設置。17年に日産自動車系の部品大手カルソニックカンセイ(現マレリ)を買収し、今年3月には楽天グループとの共同出資で西友を傘下に収めた。

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