著者のコラム一覧
有森隆経済ジャーナリスト

早稲田大学文学部卒。30年間全国紙で経済記者を務めた。経済・産業界での豊富な人脈を生かし、経済事件などをテーマに精力的な取材・執筆活動を続けている。著書は「企業舎弟闇の抗争」(講談社+α文庫)、「ネットバブル」「日本企業モラルハザード史」(以上、文春新書)、「住友銀行暗黒史」「日産独裁経営と権力抗争の末路」(以上、さくら舎)、「プロ経営者の時代」(千倉書房)など多数。

エーザイ<下>アルツハイマー治療薬に続く抗がん剤開発で、株価は上場来高値を更新

公開日: 更新日:
アルツハイマーの治療薬を研究(エーザイの筑波研究所)/(C)共同通信社

 アルツハイマー病治療薬「アデュカヌマブ」が米食品医薬品局(FDA)に承認されるまで、エーザイ株の市場での評価は必ずしも高くはなかった。FDAが設置した諮問委員会が有効性に対して否定的な見解を示していたため、新薬承認の確率は低いと見なされていた。2015年に発売し、現在の大黒柱の… 

この記事は有料会員限定です。
日刊ゲンダイDIGITALに有料会員登録すると続きをお読みいただけます。

(残り1,554文字/全文1,695文字)

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • ビジネスのアクセスランキング

  1. 1

    ロピア(上)カトパンの夫が社長就任後に急成長 イトーヨーカ堂の7店舗を手に入れる

  2. 2

    クリーク・アンド・リバー社 井川幸広会長(1)プロフェッショナル人材の生涯価値の向上を掲げて全面サポート

  3. 3

    元テレ東・高橋弘樹×元横浜DeNA・高森勇旗「見込みのない新規事業の止め方」…虚栄心で突き進む社長を誰が“殺す”のか?

  4. 4

    くも膜下出血で早逝「ブラックモンブラン」41歳副社長の夫が遺してくれたもの…妻で竹下製菓社長が告白

  5. 5

    ダルトンがあすか製薬へのMBOを断念…最高投資責任者が送っていた無礼なメールと素人じみたミス

  1. 6

    コメ兵が今期売上高を2000億円と予想も…急成長の裏では少なくない代償が

  2. 7

    クリーク・アンド・リバー社 井川幸広会長(2)次に通らなかったやめる…すべてつめ込んで書き上げた“勝負企画”

  3. 8

    スノーピーク(上)キャンプブームを読み違え業績悪化

  4. 9

    クリーク・アンド・リバー社 井川幸広会長(3)“天才”ジェームス三木の企画を前に悟った、努力だけでは埋めがたい領域

  5. 10

    スノーピーク(下)社の命運がかかった米国でのキャンプ場事業…山井太社長の悲願の行方は

もっと見る

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    秋季関東大会で横浜高と再戦浮上、27連勝を止めた「今春の1勝」は半年を経てどう作用するか

  2. 2

    「えげつないことも平気で…」“悪の帝国”ドジャースの驚愕すべき強さの秘密

  3. 3

    公明票消失で自民衆院「東京選挙区」が全滅危機…「萩生田だけは勘弁ならねぇ」の遺恨消えず

  4. 4

    星野監督時代は「陣形」が存在、いまでは考えられない乱闘の内幕

  5. 5

    「自維連立政権」爆誕へ吉村代表は前のめりも、早くも漂う崩壊の兆し…進次郎推しから“宗旨変え”

  1. 6

    ドジャース大谷翔平が直面する米国人の「差別的敵愾心」…米野球専門誌はMVPに選ばず

  2. 7

    国民民主党・玉木代表「維新連立入り」観測に焦りまくり…“男の嫉妬”が見苦しすぎる

  3. 8

    自民「聞いてないよォ」、国民・玉木氏「どうぞどうぞ」…首相指名の行方はダチョウ倶楽部のコント芸の様相

  4. 9

    号泣の渋野日向子に「スイングより、歩き方から見直せ!」スポーツサイエンスの第一人者が指摘

  5. 10

    「ガルベスと牛乳で仲直りしよう」…大豊泰昭さんの提案を断固拒否してそれっきり