スターフライヤー×パスコ コロナ禍が直撃した空運業界上位を比較
コロナ禍で空運業界は大ダメージを受けています。JTBの夏休み(7月20日~8月31日)旅行動向によると、昨年に比べ国内旅行人数は5.3%増ですが、コロナ以前の2019年と比較すると45%近く下落しています。平均費用も9.6%減です。
航空会社は生き残りに必死で、宮崎県に本社を置くソラシドエアと、北海道のエア・ドゥは22年秋をメドに経営統合することで合意しました。
今回は北九州を拠点とする「スターフライヤー」と、航空測量の最大手「パスコ」の社員待遇を比較してみます。
スターフライヤーは、ライト兄弟の初飛行から100年目となる02年12月に新規参入しました。06年3月に北九州―羽田線を就航しています。料金が割安にもかかわらず座席は広いと評判。ビジネス需要が主体です。
パスコは1953年の創業。航空機に搭載したカメラで地上を撮影し、その写真をもとに戦後復興のための地図をつくるのが目的でした。現在は人工衛星や航空機を使った航空測量のほか、空間情報事業、建設コンサルタント事業も行っています。