宮田律
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宮田律現代イスラム研究センター理事長

1955年、山梨県甲府市生まれ。83年、慶應義塾大学大学院文学研究科史学専攻修了。カリフォルニア大学ロサンゼルス校(UCLA)大学院修士課程修了。専門は現代イスラム政治、イラン政治史。「イラン~世界の火薬庫」(光文社新書)、「物語 イランの歴史」(中公新書)、「イラン革命防衛隊」(武田ランダムハウスジャパン)などの著書がある。近著に「黒い同盟 米国、サウジアラビア、イスラエル: 「反イラン枢軸」の暗部」(平凡社新書)。

仏検察はゴーン被告を逮捕できるのか? レバノンと仏の関係と過去の逮捕例から検証

公開日: 更新日:

(現代イスラム研究センター理事長・宮田律)

 フランスの警察当局は、日産自動車の元会長カルロス・ゴーン被告を仏自動車大手ルノーから数百万ユーロ(少なくとも日本円換算で1億円以上)の資金を流用したという理由で、ゴーン被告をICPO(国際刑事警察機構=インターポール)を通じて国際逮捕状を発付した。21日、米ウォール・ストリート・ジャーナル(電子版)が報じた。

 タイミングだけ見れば、フランス大統領選決戦投票の直前でマクロン政権のクリーンなイメージをアピールしたいという意向が反映されていたのかもしれない。2020年初に行われた米国ハリス社が行った世論調査では、フランス人はゴーン被告について、「事件」「お金」「司法」「泥棒」「詐欺師」などの言葉を連想し、74%が否定的な評価を下している(『文春オンライン』3月5日配信)。

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