サンコー 山光博康社長(1)年間100商品を生み出すアイデア家電メーカー

公開日: 更新日:

 年間100ものアイデア商品を量産する原動力はどこから生まれてくるのだろうか。

「日々の生活の中で、当たり前になっている“困っていること”に対して、目を皿のようにしながら意識を配り続けるということでしょうか」と、山光は語る。

 同社では全社員が週1回、1つ以上のアイデアを出すことをルール化している。正社員、アルバイトに限らず、営業、経理、販売担当など一見、商品開発に関係がなさそうなスタッフも含む全員参加のシステムなのだ。個々が普段感じている困りごとがアイデアの基本になっている。

 専用のWEB掲示板に投稿すると、「それを解決するにはこんな商品はどうだろう」とか「似たような商品はすでにあるよ」「こんな切り口ではどうかな」などという活発なディスカッションがWEB上で行われる。こうしてアイデアが練り上げられると、企画部門が拾い上げて、具体的な商品開発へと進んでいくという。

 アイデアの評価によって、A賞の1万円からD賞の2000円までの報奨金も用意されている。

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    佐々木朗希「スライダー頼み」に限界迫る…ドジャースが見込んだフォークと速球は使い物にならず

  2. 2

    永野芽郁「キャスター」視聴率2ケタ陥落危機、炎上はTBSへ飛び火…韓国人俳優も主演もとんだトバッチリ

  3. 3

    「たばこ吸ってもいいですか」…新規大会主催者・前澤友作氏に問い合わせて一喝された国内男子ツアーの時代錯誤

  4. 4

    風そよぐ三浦半島 海辺散歩で「釣る」「食べる」「買う」

  5. 5

    広島・大瀬良は仰天「教えていいって言ってない!」…巨人・戸郷との“球種交換”まさかの顛末

  1. 6

    広島新井監督を悩ます小園海斗のジレンマ…打撃がいいから外せない。でも守るところがない

  2. 7

    インドの高校生3人組が電気不要の冷蔵庫を発明! 世界的な環境賞受賞の快挙

  3. 8

    令和ロマンくるまは契約解除、ダウンタウンは配信開始…吉本興業の“二枚舌”に批判殺到

  4. 9

    “マジシャン”佐々木朗希がド軍ナインから見放される日…「自己チュー」再発には要注意

  5. 10

    永野芽郁「二股不倫」報道でも活動自粛&会見なし“強行突破”作戦の行方…カギを握るのは外資企業か