東京計器 安藤毅社長(1)大学サッカーで田嶋幸三や西野朗のチームメイト

公開日: 更新日:

■1976年の日韓戦でピッチに立つ

 大学2年生だった76年には、日韓戦に出場。後半のピッチに立った。

「国立競技場の雰囲気や大観衆でアガってしまい、やりたいプレーはできませんでした」と、安藤氏は試合を振り返る。韓国選手の当たりの強さは、それまで経験したことのない激しさだったという。

 こうした活躍が認められ、安藤氏は関東の有力実業団チームに入ることになった。ちなみに当時はまだ、プロのJリーグは始まっていない。

 就職して実業団チームに入ると聞いた祖母が、お祝いを贈ってくれた。新車が買えるような、まとまったお金だ。

 ところが贈られた預金通帳を見た安藤氏には、ムクムクと別の思いが湧き上がっていた。実は安藤氏の学業での恩師が、研究のために渡米しており、文通を続けていたのだった。

「このお金があれば、留学が実現できるじゃないか」

 そう思ってしまった安藤氏。翌日には実業団チームに断りの電話を入れたのだった。(つづく)

(ジャーナリスト・五嶋正風)

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    渋野日向子の今季米ツアー獲得賞金「約6933万円」の衝撃…23試合でトップ10入りたった1回

  2. 2

    マエケンは「田中将大を反面教師に」…巨人とヤクルトを蹴って楽天入りの深層

  3. 3

    今の渋野日向子にはゴルフを遮断し、クラブを持たない休息が必要です

  4. 4

    陰謀論もここまで? 美智子上皇后様をめぐりXで怪しい主張相次ぐ

  5. 5

    ドジャース首脳陣がシビアに評価する「大谷翔平の限界」…WBCから投打フル回転だと“ガス欠”確実

  1. 6

    日本相撲協会・八角理事長に聞く 貴景勝はなぜ横綱になれない? 貴乃花の元弟子だから?

  2. 7

    安青錦は大関昇進も“課題”クリアできず…「手で受けるだけ」の立ち合いに厳しい指摘

  3. 8

    Snow Manの強みは抜群のスタイルと、それでも“高みを目指す”チャレンジ精神

  4. 9

    小室眞子さん最新写真に「オーラがない」と驚き広がる…「皇族に見えない」と指摘するファンの残念

  5. 10

    池松壮亮&河合優実「業界一多忙カップル」ついにゴールインへ…交際発覚から2年半で“唯一の不安”も払拭か