ランクアップ 岩崎裕美子社長(1)自身の悩みから生まれた化粧品が大ヒット

公開日: 更新日:

 ランクアップは、オリジナルブランド「マナラ」の開発・販売を行う化粧品メーカーだ。

 肌荒れに悩み、さまざまな化粧品を試しても解決できずにいた岩崎が、「こうなったら、納得できる化粧品を自分で作るしかない」と起業した。

 35歳当時の岩崎は、広告代理店の取締役本部長。毎日終電まで働くのが当たり前の超ブラック企業に勤務していた。

 睡眠不足や不規則な生活の影響なのか、肌はボロボロ、カサカサ状態。

「10歳も老けて見られていました。5年ぶりにばったり会った友人が、私のことに気づかなかったほどですから」と、岩崎は語る。

「昔の肌はきれいだったのに、どうしてこんなになったのかしら」

 化粧品の成分について勉強を始めると、驚くべき事実を知る。

 毎日帰宅が遅かったため、手軽にメークを落とせるオイルクレンジングを愛用していた。

 オイルクレンジングが洗浄力に優れているのは、台所用洗剤と同じ成分である石油系合成界面活性剤が多く含まれているからだったのだ。

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    日本中学生新聞が見た参院選 「参政党は『ネオナチ政党』。取材拒否されたけど注視していきます」

  2. 2

    松下洸平結婚で「母の異変」の報告続出!「大号泣」に「家事をする気力消失」まで

  3. 3

    松下洸平“電撃婚”にファンから「きっとお相手はプロ彼女」の怨嗟…西島秀俊の結婚時にも多用されたワード

  4. 4

    阪神に「ポスティングで戦力外」の好循環…藤浪晋太郎&青柳晃洋が他球団流出も波風立たず

  5. 5

    俺が監督になったら茶髪とヒゲを「禁止」したい根拠…立浪和義のやり方には思うところもある

  1. 6

    (1)広報と報道の違いがわからない人たち…民主主義の大原則を脅かす「記者排除」3年前にも

  2. 7

    自民両院議員懇談会で「石破おろし」が不発だったこれだけの理由…目立った空席、“主導側”は発言せず欠席者も

  3. 8

    参政党のSNS炎上で注目「ジャンボタニシ」の被害拡大中…温暖化で生息域拡大、防除ノウハウない生産者に大打撃

  4. 9

    自民党「石破おろし」の裏で暗躍する重鎮たち…両院議員懇談会は大荒れ必至、党内には冷ややかな声も

  5. 10

    “死球の恐怖”藤浪晋太郎のDeNA入りにセ5球団が戦々恐々…「打者にストレス。パに行ってほしかった」