タカショー 高岡伸夫社長(1)和歌山から世界を目指すガーデンライフメーカー

公開日: 更新日:

「やすらぎのある空間作り」を提案するガーデンライフスタイルメーカーの株式会社タカショー。1980年、現社長の高岡伸夫氏が、友人4人と、和歌山県海南市に造園および庭園資材の販売を目的として創業した。約40年を経て、ガーデニング関連の製造・販売・輸入の大手へと成長。ガーデニング品の取り扱いは国内トップクラスだ。

 和歌山市の南に位置する海南市は古くから地場産業が根付いてきた土地として知られている。海南市には空海が開いた高野山につながる高野街道があり、空海が持ち帰ったといわれるシュロが群生している。シュロから採れる繊維は強く、腐りにくいため、縄をはじめ、たわし、マット、ホウキなどが作られるようになり、海南市は家庭日用品の産地として全国的に有名な地域となった。

 タカショーの原点は、高岡氏の父である正一氏がシュロ縄を製造し、全国に販売する高岡正一商店だ。35年に設立された。

「父親はシュロ縄を作り、販売していました。いわゆる雑貨卸業ですかね」

 幼い頃から、家業に触れて育った高岡氏だったが、当時、家業を継ぐとはみじんにも思っていなかったという。

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    立花孝志容疑者を"担ぎ出した"とやり玉に…中田敦彦、ホリエモン、太田光のスタンスと逃げ腰に批判殺到

  2. 2

    片山さつき財務相“苦しい”言い訳再び…「把握」しながら「失念」などありえない

  3. 3

    阪神異例人事「和田元監督がヘッド就任」の舞台裏…藤川監督はコーチ陣に不満を募らせていた

  4. 4

    阪神・佐藤輝明にライバル球団は戦々恐々…甲子園でのGG初受賞にこれだけの価値

  5. 5

    高市首相「世界の真ん中で咲き誇る日本外交」どこへ? 中国、北朝鮮、ロシアからナメられっぱなしで早くもドン詰まり

  1. 6

    “文春砲”で不倫バレ柳裕也の中日残留に飛び交う憶測…巨人はソフトB有原まで逃しFA戦線いきなり2敗

  2. 7

    阪神・佐藤輝明の侍J選外は“緊急辞退”だった!「今オフメジャー説」に球界ザワつく

  3. 8

    ドジャースからWBC侍J入りは「打者・大谷翔平」のみか…山本由伸は「慎重に検討」、朗希は“余裕なし”

  4. 9

    阪神の日本シリーズ敗退は藤川監督の“自滅”だった…自軍にまで「情報隠し」で選手負担激増の本末転倒

  5. 10

    古川琴音“旧ジャニ御用達”も当然の「驚異の女優IQの高さ」と共演者の魅力を最大限に引き出すプロ根性