LIVENT 三上力央社長(1)業界の非常識を持ち込んで成功した

公開日: 更新日:

■葬儀も婚礼もオーダーメードで

「起業理念は、感動をつくって、関わる人を幸せにする。これは留学時から決めていました。そこで始めたのが冠婚葬祭事業です。一つは、故人が残された人々の心に生き続けるようなお葬式ビジネス。もう一つは、永遠になくならない会場でのウエディング事業です。両方ともオーダーメードでやろうと決めました」

 当時の冠婚葬祭は、ホテルや斎場などお決まりの場所で同じ内容というのが定番。そこに花をテーマにしたカラフルで自分らしい葬儀や、旧細川侯爵邸など歴史的建造物を借り切って行うガーデンウエディングを持ち込んで注目を集めた。

「花葬儀もガーデンウエディングも当時の業界からしてみれば、ある意味、非常識でした。なまじ業界のことを知らなかったからできたのだと思います。そこがお客さまに受けたのです」

 この2つの事業はテレビや雑誌などでも大きく取り上げられ、着実に売り上げを伸ばしていった。まさにアイデアとコンセプトの勝利。しかし、この急成長が、後に三上の足を引っ張ることになる。 (つづく)

(ライター・いからしひろき)

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    医学部に進学した息子のために老後破産したエリートサラリーマンの懺悔

  2. 2

    株主82万人に拡大も…前澤友作氏「カブ&ピース」のビジネスモデルは法規制に大きく左右される

  3. 3

    休養中の菊池風磨「timelesz」5月ライブは不在…チケット"取れすぎ"が危ぶまれるグループ人気と「激痩せ」と「占い」

  4. 4

    高市首相が国政初挑戦の1992年に漏らした「女を武器に」の原点 投開票日の夜に“チョメチョメ”告白の仰天

  5. 5

    田中将大が楽天を去った本当の理由…退団から巨人移籍までに俺とした“3度の電話”の中身

  1. 6

    timelesz菊池風磨「活動休止」のウラ…“働きすぎ”の指摘と冠番組「タイムレスマン」低迷との関連

  2. 7

    ひろゆき氏も"参戦" 「タモリつまらない」論争に擁護派が続出する“老害化とは無縁’の精神

  3. 8

    高市首相「嘘つき政治家人生」のルーツを発掘! 34年前に自ら堂々と「経歴詐称」を認めていた

  4. 9

    カブス今永昇太がサイ・ヤング賞争いに参戦!大谷翔平、山本由伸を上回るリーグ屈指の数字

  5. 10

    「銀河の一票」野呂佳代と並ぶ注目株は56歳名脇役 “ガラさん”の存在感でブレークの予感