著者のコラム一覧
村山治ジャーナリスト

1950年、徳島県生まれ。1973年に早稲田大学政治経済学部を卒業し毎日新聞社入社。1989年の新聞協会賞を受賞した連載企画「政治家とカネ」取材班。1991年に朝日新聞社入社。東京社会部記者として金丸事件、ゼネコン汚職事件、大蔵省接待汚職事件などの大型経済事件報道に携わる。2017年からフリー。著書に『特捜検察vs.金融権力』(朝日新聞社)、『検察 破綻した捜査モデル』(新潮新書)、『安倍・菅政権vs.検察庁 暗闘のクロニクル』(文藝春秋)『工藤會事件』(新潮社)など。最新刊は『自民党と裏金 捜査秘話』(日刊現代/講談社)

【東京佐川急便事件】異聞(145)「捜査を呼び込んだ」と派内で指弾され、苦境に立つ小沢一郎

公開日: 更新日:
金丸信氏の墓参りをする小沢一郎氏=2010年(C)日刊ゲンダイ

 派閥会長の金丸信に「何があっても軽々に動くな」と言い残してヨーロッパ視察旅行に飛び立った梶山静六が帰国するのは9月3日。手遅れだった。

 特捜部が金丸秘書の生原正久の任意聴取に乗り出すのはその数日後。金丸が8月27日に闇献金の事実を認めた会見が捜査の引き金になったことは明… 

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