野党結集「政治改革政権」の現実味…立民・泉健太代表の覚悟とリーダーシップが問われる

公開日: 更新日:

 自民党派閥のパー券裏金事件をきっかけに、政権交代が実現するか。

 立憲民主党泉健太代表が、野党各党に「政治改革政権」をつくるための連携を呼びかけている。

 泉代表は、憲法改正などで隔たりがある日本維新の会国民民主党などにも「政治資金規正法の改正は、新しい政権を実現する政策の共通項目になる」と提案。「同じ穴のムジナと見られたくない」と山口代表が裏金問題を批判した公明党にまで、「連立を離脱して政治改革を訴えるべきだ」と秋波を送っている。

「泉代表は政治資金規正法の改正に加えて、維新が主張する調査研究広報滞在費(旧文通費)の改革や、国民民主の看板政策であるトリガー条項の発動なども共通ミッションとして挙げている。ただ、共産党との距離感など、党のスタンスが違いすぎて包括的な政策協定は結べない。立憲とは、政治改革などのワンイシューで手を組むのが限界です」(日本維新の会関係者)

 それなら、細かい政策の違いにはひとまず目をつぶり、政治改革の一点で結集してはどうなのか。

■関連キーワード

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    永野芽郁「キャスター」視聴率2ケタ陥落危機、炎上はTBSへ飛び火…韓国人俳優も主演もとんだトバッチリ

  2. 2

    佐々木朗希「スライダー頼み」に限界迫る…ドジャースが見込んだフォークと速球は使い物にならず

  3. 3

    「たばこ吸ってもいいですか」…新規大会主催者・前澤友作氏に問い合わせて一喝された国内男子ツアーの時代錯誤

  4. 4

    永野芽郁「二股不倫」報道でも活動自粛&会見なし“強行突破”作戦の行方…カギを握るのは外資企業か

  5. 5

    周囲にバカにされても…アンガールズ山根が無理にテレビに出たがらない理由

  1. 6

    インドの高校生3人組が電気不要の冷蔵庫を発明! 世界的な環境賞受賞の快挙

  2. 7

    三山凌輝に「1億円結婚詐欺」疑惑…SKY-HIの対応は? お手本は「純烈」メンバーの不祥事案件

  3. 8

    永野芽郁“二股不倫”疑惑「母親」を理由に苦しい釈明…田中圭とベッタリ写真で清純派路線に限界

  4. 9

    佐藤健と「私の夫と結婚して」W主演で小芝風花を心配するSNS…永野芽郁のW不倫騒動で“共演者キラー”ぶり再注目

  5. 10

    “マジシャン”佐々木朗希がド軍ナインから見放される日…「自己チュー」再発には要注意