裏金事件で逮捕の池田佳隆容疑者“データ破壊”証拠隠滅で墓穴の不可解…何を隠したかった?

公開日: 更新日:

裏金の使途を隠したかったのか?

「解せないのは、なぜデータを破壊してまで証拠隠滅を図ったのかということです。派閥側からの還流スキームには、金額の多寡はあれど所属議員のほとんどが手を染めている。今さら隠しても仕方ないのに、裏金のスキーム以上に知られたくないことがあったのか。裏金の使途を隠したかったのか」(安倍派関係者)

 5000万円超の還流を受け取ったとされる大野泰正参院議員や4000万円超の谷川弥一衆院議員は、規正法違反の容疑を認め立件されるものの、在宅での略式起訴となる公算だ。

 一方、池田容疑者は「悪質」だとして身柄拘束。確かに、なぜそこまで強硬に証拠隠滅を図って自らを追い込んだのか、首をひねりたくなる。

 一部報道によれば、池田容疑者は裏金を事務所費だけでなく、飲食費にも使ったとみられる。銀座の高級クラブに頻繁に通っていたとも一部で報じられている。

「裏金の使途として、先輩議員に上納していたのではないか、といった見方まで出ています。選挙に弱い池田さんは、3回連続で比例復活。次は党の公認も危うい状況でした。先輩議員にいろいろ頼み事はあったでしょう」(前出の安倍派関係者)

 事務所がガサ入れされた直後に、複数の同僚議員が池田容疑者に自民党離党を勧めたものの、かたくなに拒否したという。だが結局、逮捕され除名。除名されると簡単には復党できない。逃げ回って雲隠れしたり、証拠隠滅を図ったり、池田容疑者の行動は不可解なことばかりだ。

■関連キーワード

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    大苦戦「うたコン」がテレ東音楽祭と昭和歌謡に寄せて復活のノロシ! 矢沢永吉、井上陽水の名曲も次々と…

  2. 2

    『スマスロ ミリオンゴッド』導入から4カ月、目立つ空き台の裏でファンが期待するホールの対応

  3. 3

    巨人ベテラン坂本勇人の評価が爆上がり! 改めてクローズアップされそうな「打撃・守備以外の魅力」

  4. 4

    萩本欽一〈45〉斉藤清六を全国区にした誰も知らない裏話 “弟子入りNG”から評価を一転させたんです

  5. 5

    阪神・藤川監督「森下&佐藤輝依存」の無策露呈…極端な“外弁慶”で甲子園残り11試合が最大の鬼門に

  1. 6

    《芸能界ってなぜ『在日』を隠すの?》…中村ゆりさんがルーツを胸に「負けん気」を貫いた44年の生涯

  2. 7

    小池都知事肝いり「築地再開発」頓挫の予兆…松平定信の歴史的遺構と建築費高騰のWパンチ

  3. 8

    岸田元首相も“激怒”! 高市首相の内閣改造めぐる“パワハラ”アンケートに自民党内から非難轟々

  4. 9

    高市首相の内閣改造めぐる迷走と誤算…維新の「本命」外し“スネ傷”中司幹事長起用のウラ事情

  5. 10

    林芳正総務相は結局、留任か…高市首相が画策「内閣改造で総裁選ライバル潰し」に“白旗”