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松島修投資助言会社社長

1960年東京生まれ。94年投資助言会社エフピーネットを設立し代表取締役に就任。メルマガ「イーグルフライ」で投資アドバイス。2008年からの金融危機前に各相場のピークを予測し「全ての投資をやめる時」と事前に警告したことで知られる。テレビ東京、日経新聞などメディア出演多数。無料メルマガ「リアルインテリジェンス」で最新情報を提供中。

金融危機に備えた投資リテラシーを…何もしないことはリスクになる

公開日: 更新日:

 今、米国の不動産市況が悪いことが表面化してきました。

 昨年、破綻の危機に陥った米シグネチャー・バンクの資産の一部を引き受けたNYCB=ニューヨーク・コミュニティー・バンコープが勝ち組と思われていたのに不動産融資の焦げ付きが拡大し、現在、株価が急落しています。

 今後、大きな金融危機が来ると判断していますが、それでは今は何もしなければよいとはなりません。

 次の金融危機は今までの金融危機とは違いますし、想定外の災害、戦争、その他、多くの想定外の事件も起こるのが激動の時代の特徴だと判断しているからです。

 突然、ドルが基軸通貨でなくなることさえ想定しておくとよいと思います。

 ニクソン・ショックにより、1972年以降、金本位制が終わった時も突然でした。

 ドルも円も、日米の株も大きく動くことになるでしょう。

 しかし、どのような順番でどのくらい動くかは現時点では判断できません。

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