最大手「すき家」が7%上乗せ開始…「牛丼チェーン」の深夜料金は定番化の兆し

公開日: 更新日:

 大手牛丼チェーンのすき家が今月3日から導入した深夜料金。午後10時から翌午前5時までの注文には、深夜料金の7%が上乗せされることとなった。

 深夜料金導入の背景には、飲食業界の人手不足と最低賃金の引き上げなどによる人件費の高騰がある。午後10時から午前5時までは1時間あたり25%の割増賃金とすることが法律で決められているため、深夜営業はただでさえ人件費がかかる。日刊ゲンダイの取材に対し、すき家の広報室は「原材料費、人件費、光熱費の上昇といった観点から検討を重ね、深夜料金を導入しました。深夜営業は確かに負担が大きいですが、食のインフラとして、いつでもどんな方でも利用していただける利便性を確保していきたいと考えています」と回答した。

 同業他社の深夜料金導入はあるのか。日刊ゲンダイの取材に対し、吉野家は「現時点で深夜料金を実施している店舗はありません。今後につきましては、回答を控えさせていただければと思います」。松屋は「いつでも食べられるということを維持するためにも、お客さまのニーズを考慮し、今後検討を続けていく」と回答した。

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    「時代と寝た男」加納典明(19) 神話レベルの女性遍歴、「機関銃の弾のように女性が飛んできて抱きつかれた」

  2. 2

    梅宮アンナ「10日婚」短期間で"また"深い関係に…「だから騙される」父・辰夫さんが語っていた恋愛癖

  3. 3

    国分太一が無期限活動休止へ…理由は重大コンプラ違反か? TV各局に全番組降板申し入れ、株式会社TOKIO解雇も

  4. 4

    吉沢亮「国宝」が絶好調! “泥酔トラブル”も納得な唯一無二の熱演にやまぬ絶賛

  5. 5

    ドジャース佐々木朗希 球団内で「不純物認定」は時間の問題か...大谷の“献身投手復帰”で立場なし

  1. 6

    中学受験で慶応普通部に合格した「マドラス」御曹司・岩田剛典がパフォーマーの道に進むまで

  2. 7

    進次郎農相の化けの皮ズルズルはがれる…“コンバイン発言”で大炎上、これじゃあ7月参院選まで人気持たず

  3. 8

    砂川リチャード抱える巨人のジレンマ…“どうしても”の出血トレードが首絞める

  4. 9

    ドジャース佐々木朗希の離脱は「オオカミ少年」の自業自得…ロッテ時代から繰り返した悪癖のツケ

  5. 10

    「育成」頭打ちの巨人と若手台頭の日本ハムには彼我の差が…評論家・山崎裕之氏がバッサリ