会計責任者の初公判尻目に安倍派は3分裂 「数は力」の論理で裏金議員せっせと“新派閥”づくり

公開日: 更新日:

背後にチラつく森喜朗元首相の影

 安倍派の参院議員グループ「清風会」を仕切っていた世耕氏の離党を受け、同グループに所属していた約40人は「大将の復権」を様子見しつつ態度を保留しているという。安倍派の衆院議員約60人をめぐり、萩生田氏と福田氏は“議員争奪戦”を繰り広げているようだ。

「福田さんは当選4回ながら、すでに将来の総理候補との呼び声も高く、4回生以下の若手議員を中心に支持を集めているといいます。一方、萩生田さんのグループは萩生田さんに近い大西英男衆院議員と、佐々木紀衆院議員が中心となって勧誘に力を入れているようです」(前出の関係者)

 佐々木氏は石川2区選出で、安倍派を牛耳ってきた森元首相の後釜。森は5人衆の中でもことのほか、萩生田氏を気にかけていただけに、萩生田グループの後ろには、今なおキングメーカー気取りの森喜朗元首相の影がチラつく。

「5人衆の中で萩生田さんは離党勧告や党員資格停止の処分を免れた。自分以外の4人が身動きを取れないうちに、森さんの威を借りて勢力を拡大する魂胆なのでしょう」(別の自民党関係者)

 表では「国民の政治不信を払拭する」とか言いながら裏では「数は力」、旧態依然の派閥の論理にしがみつく浅ましさ。政治不信は強まるばかりである。

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    侍ジャパンは2028年ロス五輪“出場”すら危うい現実 27年プレミア12が目先の焦点に

  2. 2

    サヘル・ローズさん「憲法9条がある日本は世界に平和を訴える独自の役割がある」

  3. 3

    横浜銀蝿Johnnyさん「キャロル『ファンキー・モンキー・ベイビー』のイントロと革ジャンを着て歌う姿にシビれた!」

  4. 4

    松重豊「孤独のグルメ」続投の裏にある《諸事情》とは…63歳ゴローさんがやめられない理由

  5. 5

    高市外交を「日本の恥」だと批判続出! 夕食会で踊り狂う写真をホワイトハウスが“さらし上げ”

  1. 6

    WBC惨敗は必然だった!井端監督の傲慢姿勢が招いたブルペン崩壊【総集編】

  2. 7

    “性的暴行”ジャンポケ斉藤慎二被告の「悪質性」法廷で明らかに…邪悪が跋扈する歪んだテレビ業界の権力構造

  3. 8

    相次ぐ海外勢欠場の幸運…日本勢は異例の“棚ボタ”メダルラッシュへ【25日開幕フィギュア世界選手権】

  4. 9

    『スマスロ ミリオンゴッド』が4月に登場 史上最高の射幸性を誇った初代『ミリオンゴッド』の伝説

  5. 10

    元ジャンポケ斉藤が裁判で無罪主張の裏で…妻・瀬戸サオリの“息子顔出し”と"名字"隠し投稿の意味深