退職者とつながる「アルムナイ」を企業が続々導入 人手不足解消だけではないその効用とは

公開日: 更新日:

“生涯式場”の八芳園は「いつでもウェルカム」

 1943年創業の八芳園(東京)は、ブライダル事業で知られるが、今はさまざまな総合イベントプロデュース企業に幅を広げている。そんな老舗もハッカズークのサービスを採用。かねて出戻り社員が多く、他業種で働くアルムナイとのつながりの必要性を実感し、外国人を含む40人のアルムナイとその同期20人の60人でコミュニティーを運営しているそうだ。

「八芳園は『生涯式場』をわれわれの軸となるイズムとして掲げていて、結婚はもちろん、結婚後に生まれたお子さまの七五三などライフイベントを通じて生涯のお付き合いを重視。いつでも八芳園に戻っていただきたいと考えています。ですから、アルムナイもいつでもウエルカムです」(同社アルムナイ事務局担当者)

「独特で情熱的」と表現される顧客満足第一主義を徹底。結婚式では新郎新婦の出身地の食材を用意したり、式でのレシピは永久保存して、いつでも再現できるようにしたり。その熱量の高さは、新規の中途採用者には理解しにくいかもしれない。その点、アルムナイ採用だと、再雇用後の動きも早いという。

 サービスの利用には、100万円単位のコストがかかるが、人材紹介やヘッドハンティングなどのコストはそれ以上。実際に再雇用もあり、採算は十分、合うという。

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • トピックスのアクセスランキング

  1. 1

    289億円負債で経営破綻した絆ホールディングスと政界の“不可解なキズナ”を福祉関係者が注視

  2. 2

    ラーメン店&焼き肉店の倒産が過去最多…厳しい円安と物価高だけじゃない「意外な影響」とは

  3. 3

    止まらない長期金利上昇に高市政権ビビり…「骨太の方針」原案発表から数日で慌てて修正の前代未聞

  4. 4

    経済オンチ高市政権の呆れた居直り…「骨太の方針2026」で堂々“円安インフレ容認宣言”盛り込む

  5. 5

    高市首相と片山財務相が「1ドル=162円」突破で足並み乱れ…2人が“微妙な関係”に陥った裏側

  1. 6

    民間在庫量が過去最多、強まる先安感にコメ業界複雑…消費者安堵の裏で生産者が大量離農の恐れ

  2. 7

    家族連れ、夫婦、出張…新幹線代をケチって自由席へ「指定席代」は節約すべき対象?

  3. 8

    日産社外取締役「再任否決」で見えた「銀行から天下り」の終焉

  4. 9

    円安は止まらず、ドルベースの日経平均株価は下落…海外勢の利益確定売りは今後も続く

  5. 10

    補正予算3兆円は全額赤字国債、財政悪化懸念に高市・片山コンビが“安心感”強調も…マーケットの不信感は募るばかり

もっと見る

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    山田涼介が「令和最強アイドル」と評されるワケ…主演ドラマ「一次元の挿し木」は玉森裕太を三歩リード

  2. 2

    沈黙貫く橋本愛vs佐藤二朗「週刊新潮」で反論の泥沼化…SNS連投で"自滅"を心配する声も

  3. 3

    『ひよっこ』再放送記念、神回「ビートルズがやって来る」再録

  4. 4

    骨折で入院中ですが…ブラジルに惜敗した森保Jを巡る一部炎上報道で心が痛い

  5. 5

    萩本欽一〈24〉相方の坂上二郎さんとは「遊ばない・食事しない・夢を語らない」を徹底した事情

  1. 6

    男子バスケ日本代表に激震、ホーバス監督“解任”の真相…過去には八村塁と確執も 

  2. 7

    孤立深まる高市首相…国会10日ぶり正常化でも続く“包囲網” 与党内からも反発の声噴出の自業自得

  3. 8

    佐藤二朗騒動の余波!「福田組」の長澤まさみへの“ハラスメント”舞台挨拶の悪ノリ動画が再注目…女性視聴者は嫌悪

  4. 9

    趣里が7月期テレ朝ドラマで出産後初主演 続く水谷家との「蜜月」で三山凌輝にも復活説

  5. 10

    村上誠一郎前総務相が高市政権バッサリ!「これが本当に保守政治なのか」…突きつけた自民「立党宣言」との乖離