ランスタッド日本法人 猿谷哲社長(1)まさかの「履修忘れ」で留年が決まり銀行の内定もパー

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 世界39カ国・地域に、4400以上の拠点を展開する世界最大の総合人材サービス会社「ランスタッド」。日本法人の社長兼CGO(最高事業成長責任者)を務めるのが猿谷哲(49)だ。

 2015年、社長に就任。グローバル企業の社長でありながら、いまでも生まれ育った群馬県に強い愛着を持っている。

 猿谷は1975年10月、群馬県高崎市で生まれた。父は地元企業に勤める業務用通信機のエンジニア、母もテナント管理会社で働く共働きの家庭だった。子どもの頃は、やんちゃだったらしく、母親が学校に呼び出されることもあったようだ。

 大学は高崎経済大学経済学部。あえてこの地元の大学を選んだのは、銀行員か、公務員になり、地元に骨をうずめたいと考えていたからだ。希望通り、地元銀行から内定も得ることができた。ところが、卒業直前、卒業できないことがわかった。単位が足りなかったのだ。

「卒業旅行で仲間と京都に行っていた時、母親から電話がかかってきて、『あなた、卒業できないわよ』といきなり言われたのです」

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