ランスタッド日本法人 猿谷哲社長(1)まさかの「履修忘れ」で留年が決まり銀行の内定もパー

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 しかし、仕事をつづけているうち、証券会社のやり方に疑問を持つようになったという。どうしても自分の価値観と相いれないものがあったという。

「いまは違うでしょうが、当時の証券会社は、会社が売りたい商品が指定され、お客さまの利益よりも、会社の収益を優先しなければならないということもありました。そこに大きなジレンマを感じていた。『自分は本当にお客さまに感謝されているのか』『ベストな商品を提供できているのか』といった疑問が商品を売れば売るほどわいてきました。誇りをもって働いているのかどうか、自分でもわからなくなってしまったのです」

 入社から2年目、猿谷は証券会社を辞め、転職することを決断する。 (つづく)

(経済ジャーナリスト・松崎隆司)

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