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中西文行「ロータス投資研究所」代表

法政大学卒業後、岡三証券入社。システム開発部などを経て、岡三経済研究所チャーチスト、企業アナリスト業務に従事。岡三インターナショナル出向。東京大学先端技術研究所社会人聴講生、インド政府ITプロジェクト委員。SMBCフレンド証券投資情報部長を経て13年に独立。現在は「ロータス投資研究所」代表。

日本の経済成長のカギは、対米輸出促進よりも「AIとジェンダーギャップ解消」

公開日: 更新日:

 トランプ大統領は「近い将来、関税を引き上げるかもしれない。関税が上がれば上がるほど、米国に工場を建設する可能性が高くなる」と述べている。GMが国内3工場に今後2年間で約40億ドルを投資すると発表したことを引き合いに「関税がなければ、彼らは10セントも投資しなかっただろう」と語った。

 とはいえ、対米輸出促進ではなく、AIとジェンダーギャップ解消が経済成長により重要になるだろう。

 日銀短観6月調査は、7月1日に発表される。前回(3月調査)と比較して、足元の業況判断の悪化は確実と考えるが、先行きの業況判断はどう出るだろう。日本の設備投資資金は米国に流れるようで、日銀が政策金利を引き上げられる環境にはないとみる。

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