高齢社 村関不三夫社長(1)東京ガスOBが中心となって設立 高齢社を対象にした派遣会社
「上田はパーキンソン病が進み、すでに社長を退いていて、東京ガスOBの緒形憲が引き継いでいたのですが、彼も72歳になり、そろそろ誰かにということで、その1年前から高齢社の社外取締役をやっていた私に声がかかった次第です」
21年に70歳まで就業機会を確保することを努力義務とする法律ができ、70歳前の人の登録が減るかもと、ちょっと心配した村関、「実際はそうでもなく、大丈夫そうだったので、やろう」と引き受けたのである。 (つづく)
(ライター・坂本俊夫)