著者のコラム一覧
多賀一晃生活家電.com主宰

大手メーカーで商品開発、企画を担当後に独立。「生活家電.com」主宰。

(67)iRobotルンバのすごい進化! コンセプトをキープしたまま「水拭き」自動化まで成し遂げた

公開日: 更新日:

 不景気でモノが売れなくなったといわれますが、家電の販売数量は基本的に人口に比例するので販売数は減って当たり前。一方、家電の平均販売単価は5000円も上がっています。特にコロナ禍でステイホームが組み込まれて以降、QOL(生活の質)充実のため高品質家電の人気が高まったためです。

「推し」が当たり前になった今、良いと思ったモノには金を惜しみません。言葉では漠然と「良い」と言いますが、モノづくりをコントロールするのは「コンセプト」です。コンセプトはなかなかユーザーには開示されませんが、コンセプト以上のモノはつくれないのが現実です。

 ここ2年ほどiRobot社(アイロボット)のロボット掃除機Roomba(以下ルンバ)には、床の水拭き機能が追加されてきました。が、これにより、ルンバのコンセプト「床掃除を忘れさせる」から、かなり離れた製品になっていました。

 確かに「床掃除を忘れさせる」レベルでないとロボット掃除機は買いません。少なくとも平日は忘れていられる。仕事で外出中に床をキレイにしてくれる。ユーザーから見たロボット掃除機への期待です。

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