トランプ流「ビジネス優先」の宴でのおかしな席次に日本企業から苦笑?

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 そうだろう。日立製作所や東芝、パナソニックHDなど、生成AIの普及で増加する電力需要を支える技術で貢献させたい企業のトップも、優遇した。

 でも、日米財界人会議の日本側議長を務める澤田純NTT会長がもっと後ろで、日本経済界のトップに立つ経団連の筒井義信会長が7番目か8番目のテーブルというのは、おかしい。今年やった大阪・関西万博に大きく貢献した関西経済連合会会長の松本正義住友電工会長など、10番目以下だったようだ。

 それは、米国側が席次をトランプ流の「ビジネス優先」で決めたからだろう。外交作法としていかがなものかと思うが、大統領は冒頭の挨拶で「民間投資の協定で、我々のビジネスはさらに飛躍的に拡大する」と、さらなる対米投資まで呼びかけた。

 投資額規模の順番で席次か。経済人が苦笑しているのも、当然だな。

構成=竜孝裕(ジャーナリスト)

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