実質賃金“マイナス地獄”が止まらない…日銀の利上げ観測も焼け石に水、庶民生活はさらに苦しく

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 円安基調が修正されなければ、当然、物価の上振れ要因になる。ただ、日銀が継続的に利上げするとの見方も強く、8日の国債市場では長期金利の指標である新発10年債の利回りが一時、1.970%に上昇(価格は下落)。2006年以来、19年ぶりの2%台に近づいている。

「財政悪化の懸念による『悪い金利上昇』の側面が強く、景気先行きをプラスに見た動きではありません。住宅ローンや企業向け融資など、景気への影響がどう出てくるか。金融資産を持てる富裕層に恩恵はあれど、一方で実質賃金のマイナス基調に変化があるとは考えにくい。庶民生活には厳しい環境が続くでしょう」(森岡英樹氏)

 実質賃金マイナスの無間地獄に終わりは見えない。

  ◇  ◇  ◇

 高市政権の見当違いの物価高対策で庶民は負担を強いられている。関連記事【もっと読む】『高市政権の物価高対策はもう“手遅れ”…日銀「12月利上げ」でも円安・インフレ抑制は望み薄』で詳しく報じている。

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