昨年実績から読み解く2026年の新NISA戦略

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 新NISA(少額投資非課税制度)で投資を実践している人にとって、2025年は大きく資産を増やした年だったろう。

 人気の投資信託「eMAXIS Slim(イーマクシス・スリム)シリーズ」で25年の運用実績(1月9日時点の過去1年間)を見ると、オルカン(全世界株式)は約21%、S&P500は約16%のプラスとなった。

 この実績を受けて「26年もオルカンとS&P500で十分だ」と考えている人も多いだろう。しかし、同シリーズで他の投資信託を見ると、オルカンやS&P500が優位とはいえない。

 過去1年の騰落率(価格の変動率)は、新興国株式(約31%)、国内株式(約28%)、国内リート(約28%)の順となっている。特に新興国株式はS&P500の2倍近い実績となっている。

 新興国株式とは、「MSCIエマージング・マーケット・インデックス」への連動を目指し、24の国と地域に分散投資された投資信託だ。25年11月末時点の組み入れ上位5カ国・地域は、台湾、ケイマン諸島、インド、韓国、中国の順となっている。

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