りそなHDがグループ3銀行のトップを一斉に交代する舞台裏
2日に本店(大阪市中央区)で行われた会見では、りそな銀も参画した大阪・関西万博について、「万博のレガシー(遺産)を持続的な成長につなげることがカギだ」とし、地元への思いを語った。りそな銀が約2兆円の公的資金の注入を受けて実質国有化された2003年の「りそなショック」の時期に大阪で勤務。当時、数多くのお客さまからの激励を今も大切にしているという。
埼玉りそな銀の篠藤氏は愛媛県出身。1994年に同志社大を卒業し、旧あさひ銀行に入行。企画やコンプライアンス(法令順守)など中枢を歩み、将来を嘱望されていた。2月27日に埼玉県庁での会見では「地域から最も必要とされ、選ばれ続ける道徳銀行として存在価値を一層高めていく」と抱負を語った。また地域金融業界の再編については「さまざまな地域で経営統合の動きが進むことは自然な流れ」としつつも「仮に統合が進んでいくにしても、地域や顧客にどのような価値を提供できるのかが問われるべきだ」と指摘した。
■ポスト南の行方に注目
関西みらい銀の原藤氏は福岡県出身で1995年京大卒、大和銀行(現りそな銀行)に入行した。企画部門が長く、2003年の「りそなショック」では、後にりそなホールディングス社長・会長となる東和浩氏の下で対応に奔走した。


















