企業・公務員・大学…人材確保あの手この手 初任給高騰、海外研修、千葉県警は大学3年生も受験可能に

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 こうした学生側の希望に対する企業側の対応でいま目立つのが初任給の金額の高騰だ。家電量販店のノジマ、ネット広告のサイバーエージェントなどが初任給40万円での採用を発表するなど、初任給の金額への注目度が今後はさらに高まりそうだ。

 就職活動の早期化は、民間企業から公務員、大学まで人材獲得に積極的な対応をみせている。例えば千葉県警。これまでは大学4年生対象の採用を26年度から大学3年生も受験が可能になる。労働社会学者で千葉商科大学の常見陽平准教授がこう述べる。

「民間企業の内定は早まってきていますが、公務員の採用も就職協定を意識しつつ早まっている。企業と公務員の掛け持ちの学生も増えています。以前より公務員の人気は落ちていますし、内定が早期化しても学生側は力試しの思いが強くなっており、内定先を必ず選ぶわけではなくなってきています」

■新入生全員にグアム研修する大学も

 千葉県警では、24年度の内定者の約50%が入庁を辞退したという。大学も学生確保が大きな課題となっている。明海大学(千葉県浦安市)は26年春以降に入学する新入生全員(留学生は除く)を対象に海外研修を実施する。

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