ナフサ危機が食料品流通も直撃! 包装資材不足で鮮度保てず、出荷さえできなくなる恐れ
食料品の包装資材も、供給が不安定になりつつある。米袋メーカー大手のマルタカ(大阪市)は、1日の出荷分から15~40%の値上げに踏み切る。また、一部商品がすでに品切れとなっており、入荷のめどもたっていないという。
「最近では米袋価格が上昇しているだけでなく、日を追うごとに手に入りづらくなっています。今後、状況が悪化すれば、コメの安定供給にも支障が出てしまう」(コメ流通業界関係者)
他にも、積水化成品工業(大阪市)はプラスチックの一種「発泡ポリスチレンシート」を、先月21日出荷分から1キロ当たり120円値上げした。食品トレーやカップ麺の容器などに用いられる重要な素材だが、今後の状況次第で追加の値上げや出荷数減の可能性もあるという。
包装コスト上昇による生鮮食品の値上げも心配だが、そもそも輸送が滞る恐れがある。
「流通段階では通常、魚や野菜が傷つかないようにするなど包装を工夫し、食品の鮮度を保っています。資材不足で適切な包装ができなければ、輸送中の鮮度にも影響します。そもそも、包装資材がなければ出荷さえできなくなる食品もあり、食料の流通事情が悪化する可能性があります」(前出の農水省担当記者)
食卓への影響は大きい。
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