株高の今だからこそ行きたい!「投資家バー」は初心者とベテランがマッチングする交流の場
オリジナルカクテル「アベノミクス」は桜の味
もちろん、バーで知り得た情報に基づく投資は自己責任だ。店のメニューの先頭には、わざわざ〈投資詐欺にあわないための心構え〉〈投資詐欺を見抜くチェックポイント〉などの注意喚起が並んでいる。
メニューをめくると、金融・投資関連の名前を付けたオリジナルカクテルが目を引く。イチ押しは〈高市カラーの青を基調に、信念の強さをアルコールにのせて、飲みごたえのある一杯に〉仕上げたというテキーラベースの「サナエノミクス」(1680円)だ。
かつて自著で若き日の思い出を「飲みィのやりィのやりまくり」と振り返った高市首相のイメージにもピッタリな刺激的な一杯だが、テキーラが苦手な記者はノンアルコールの「アベノミクス」(1450円)を注文。さくらシロップやグレープフルーツなどを使った爽やかな味わいは、安倍元首相の「桜を見る会」問題を思い出させた。
男性3人組のお客さんに話を聞くと、機器メーカー勤務の同僚とのこと。40代後半のAさんは「今はインドのデリーに駐在していて、一時帰国中に来ました」と言い、こう続けた。
「以前ここに来たときも、投資の話で自然と客同士で意見交換できる雰囲気がありました。同僚に話したら『来てみたい!』とのことだったので、また来店しました。5年ほど前から本格的に投資を始め、最初は少しずつでしたが、3年目にして本業の給料を超えましたね。3倍のレバレッジを効かせて運用しています。周りには『少額でもいいから始めた方がいい』と勧めています。たばこをやめた分を投資に回すだけでも、月1万円くらいは種銭になるので」
平日と日曜は入店料1100円と飲食代の料金体系だが、金土・祝前日は2時間飲み放題のフリードリンク制。オリジナルカクテルなしが3400円、ありが4980円だ。5000円を握りしめて足を運ぶか、種銭にするか……。
(高月太樹/日刊ゲンダイ)



















