居酒屋倒産が過去最多ペース 客離れの背景にある「飲み放題5000円」の壁

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■外食支出は2.9%減

 小規模店舗とは打って変わって、経営体力のある外食大手は好調だ。居酒屋が祖業のコロワイドは今年3月、売上高・営業利益ともに過去最高を更新。居酒屋「鳥貴族」を展開するエターナルホスピタリティグループも今年7月決算で、売上高・営業利益の過去最高を見込む。

 一般社団法人「日本フードサービス協会」の「外食産業市場動向調査」(3月)によれば、パブ・居酒屋業態の売り上げは歓送迎会の需要を取り込み、前年同期比104.8%と堅調だ。しかし、総務省の家計調査(3月)では、2人以上世帯の消費支出のうち外食が前年同期比2.9%減。酒類に至っては同19.8%減と、「酒離れ」が著しい。

「お店としては、飲み放題ではなく立ち飲みのようにサクッと帰られてしまっては、なかなか立ち行かない。かといって、値引きなどの価格勝負も物価高では難しいのが実情です」(後藤賢治氏)

 街角の景気も庶民の懐も寒くなる一方だ。

  ◇  ◇  ◇

 物価高や値上げで厳しさを増す一方の個人消費については、関連記事【もっと読む】【さらに読む】などでも詳しく報じている。

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