米国は「高市円安」に怒り心頭! ベッセント財務長官の植田日銀ベタ褒めで狭まる利上げ包囲網

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■財務長官に「いい女ポーズ」不発

 ベッセント米財務長官は19日、ロイター通信のインタビューで、植田総裁について「優れた中央銀行総裁」と称賛。「必要なことを行う余地が与えられれば、優れた金融政策を実現すると確信している」と踏み込んだ。利上げに後ろ向きな高市首相への牽制とも受け取れる発言に、「利上げ包囲網」は狭まってきた感がある。

 今月12日、高市首相は来日したベッセント財務長官の表敬訪問を受けた際、肘をついて小首をかしげる媚態を見せたが、ベッセント財務長官は案の定フル無視。このシーンはSNS上で「80年代いい女ポーズ」と呼ばれ、失笑を買った。ちなみに、ベッセント財務長官は同性婚を公表している。

「これまで散々、円安修正を迫ってきた米国にしてみれば、利上げをせずに小手先の為替介入でしのごうとする高市政権は看過できない。まずは利上げが先というわけです。こうした外圧に加え、日銀の審議委員からも利上げを後押しする発言が相次いでおり、6月利上げに向けた環境は整っていると言っていい。高市さんは補正予算を組んで需要を喚起しようとしており、財政拡大の局面ではなおさら利上げは不可避。もし6月も見送れば、『物価の番人』としての日銀の存在意義は消え失せ、円安・インフレ加速と金利上昇の連鎖が続くことになります」(斎藤満氏)

 くふう生活者総合研究所の買い物に関する意識調査(15~18日実施)によれば、7割以上が「ナフサ不足による商品・サービスの価格高騰」を懸念しているという。経済オンチかつ独断専行の高市首相のことだ。コトここに至っても、生活不安を置き去りにしかねない。

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