「解禁前に面接」79% 新卒採用は経団連ルール無視が現実

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 新卒採用をめぐる経団連ルールの形骸化が浮き彫りだ。経団連は2017年度春に卒業予定の大学生・大学院生に対する採用活動の解禁日を6月1日に設定していたが、それより前に面接を始めた企業が78.9%に上ったという。就職情報会社のディスコがまとめた。

 調査は6月下旬~7月上旬にインターネットで実施。経団連加盟企業を含む1285社の回答を集計した。面接開始時期は4月上旬が12.4%と最多。4月中旬が11.7%と2番目に多く、解禁日を含む6月上旬が11.6%と続いた。

 月別では4月の33.5%が最多で、3月が20.3%、5月が20.0%。6月は16.0%にとどまった。

 ディスコは解禁日無視の背景に、人手不足による採用意欲の高まりを指摘しているが、そもそも経団連ルール自体がコロコロ変わっている。15年度卒採用まで4月解禁だったのが、16年度卒は就活の長期化解消を理由に8月に変更。それが、17年度卒は6月に前倒しされた。

 振り回される学生側も企業側もたまったもんじゃない。日程ルールそのものを根本的に見直す時期にきているんじゃないか。

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