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“盛り土”問題に新事実 不要決めた都職員は1人に絞られた

 いつ、誰が、どう決めたのか――。答えがハッキリしてきた。豊洲市場の“消えた盛り土”問題で、新事実が判明。基本設計を受注した「日建設計」が2011年1月ごろ、盛り土不要の工法を都側に提案していた。盛り土不要の決定時期がさらに絞り込まれたことで、都庁の幹部職員1人の関与が浮上している。

 豊洲市場の基本設計は、業者からの提案を受けて選定する「プロポーザル方式」で実施。募集期間は10年11月29日から12月10日まで。たった10日余りで参加した2社のうち、翌11年3月に日建設計が選ばれた。

 問題は11年1月7日が提出期限だった提案の中身だ。都議会民進党が入手した日建設計の技術提案書には、盛り土工事のイメージ図に〈基礎工事先行により建築部分の盛土不要〉とハッキリと記されてある。

 工期圧縮案として〈盛土を建築の基礎工事と一体的に検討することにより、無駄な工事を省略することなどが考えられる〉と説明し、〈的確なコストコントロールにより建設費の軽減を図ります〉とアピールした。

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