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性犯罪の背景に「性依存症」 再発防止プログラムの中身は

 痴漢、盗撮、露出、強姦などの性犯罪の背景には、性的逸脱行動を繰り返す「性依存症」がある。この治療に我が国で先駆的に取り組む精神保健福祉士・社会福祉士の斉藤章佳氏に話を聞いた。

 斉藤氏によれば、米国では「未治療の性犯罪者が生涯に出す被害者の数は380人」というデータがあるという。ところが、斉藤氏が国内の刑務所で「性犯罪者処遇プログラム」に参加する受刑者に話を聞いたところ、「その数字は少ない」という反応だった。小児性暴力の再犯を繰り返す受刑者が多い治療グループだったとはいえ、一般の人が思っている以上に被害者は多いのかもしれない。

 被害者がいる以上、性犯罪者は厳罰に処すべきという意見が根強い。一方で、性依存症は本人がやめたいと思っても意思の力ではコントロールできず、やめるには「治療」が必要な依存症である――。そう斉藤氏は指摘する。

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