市場原理を失わせる 日銀が大株主30社の“親方日の丸”効果

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 日銀の存在感が株式市場で異様に高まっている。

 東証の統計によると、外国人投資家は今年1~3月に8.7兆円(先物含む)を売り越した。売買代金の約7割を占める海外勢がこれだけ「売った」のに、日経平均は年初から3月末まで2000円程度しか下落しなかった。

「外国人が大量に売却する一方、日銀が爆買いしたのです。3月だけで日銀はETF(上場投資信託)を過去最大規模となる8333億円も買っています。市場原理の働かない歪んだ市場といえます」(市場関係者)

 日銀は「買う」だけで、現状では「売り」注文を出さない。保有株は増加するばかりなのだ。

 ニッセイ基礎研究所チーフ株式ストラテジストの井出真吾氏は先週、「日銀の出口戦略に関する考察」を発表。そこには驚愕の数値が並んでいる。

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