近藤大介
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近藤大介「週刊現代」編集次長

東大卒、国際情報学修士。講談社で中国を中心に取材を続け、現在「週刊現代」編集次長。明大講師も務める。新著に「未来の中国年表」。著書多数。

スタバを凌駕 「Luckin Coffee」味&サービス良しで急拡大

公開日: 更新日:

 そこで10元札2枚と1元札1枚を渡すと、Alex君が苦笑した。「すみません、現金お断りなんです」。スマホのアプリでメニューを見てボタンを押す、完全スマホ決済なのである。

「スタバのように列をつくることもなく、出前も近くなら15分以内に届けます」(Alex君)

 外国人旅行客はスマホ決済ができないため、客のOLにスマホ決済を頼んだ。「うまい!」。はっきり言って中国のスタバはまずい。スタバの豆と、大陸の硬質水との相性が悪いのだ。中国コーヒーの限界かと思っていたら、Luckin Coffeeは、まろやかな舌触りと香りで、日本のレベル以上。後で調べたら、コーヒー豆を調達しているのは三井物産だった。

 他にも、5杯分の出前をスマホで頼むと5杯サービス(すなわち10杯届く!)、35元以上で無料配送、1滴も漏れないカップ、軽食は年末まですべて半額……と、何をくらべてもスタバの「一歩先」を行っている。中国でスタバ3000店舗に対して、Luckin Coffeeは、5月時点で13都市525店舗を展開。もしかしたら1000店舗を超えているかもしれない。

 美人社長の銭治亜CEOは、「中国のハワード・シュルツ」として、一躍時の人となっている。このLuckin Coffee、遠からず日本にも上陸するかもしれない。

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