立岩陽一郎
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立岩陽一郎

ジャーナリスト、1967年生まれ。91年、一橋大学卒業後、NHK入局。テヘラン特派員、社会部記者、国際放送局デスクなどを経て2016年12月に退職し、17年からフリーランスとして活動。現在は調査報道を専門とする認定NPO運営「ニュースのタネ」編集長。アメリカン大学(米ワシントンDC)フェロー。毎日放送「ちちんぷいぷい」レギュラー。ニコニコ動画でも「ファクトチェック・ニッポン」の配信を開始。

記者会見から逃げないリーダーは仕事もできる。その逆も真

公開日: 更新日:

「次の質問」を連発して記者の質問を回避した外務大臣。記者の質問を受ける前に会場を後にしたJOC会長。民主国家におけるリーダーの重要な資質に説明責任があったはずだが。日本はいつから全体主義の国になったのか。

 そんな中で、去年目にしたある記者会見を思い出した。2018年、各地で起きた自然災害。私の住む大阪も地震、台風で被害を受けた。6月18日は府の北部を地震が襲った。私は出演している情報番組「ちちんぷいぷい」のスタジオで、次々に入る被害の状況を追っていた。そのひとつに、息をのんだ。スタジオ内の空気も止まった。

「高槻市で小学校の壁が倒壊……登校中の小学校4年生の女子生徒が壁の下敷きに……」

 あと少しで校舎に入れたことになる。その悲報に、MCの山本浩之さんの顔が歪んだ。スタジオの皆が天を仰いだ。くだんの会見はそれから間もなく行われた。深々と頭を下げる高槻市長。

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