官邸の暗躍と官僚の忖度…諸悪の起点は2015年になぜ集中

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 毎月勤労統計の“アベノミクス偽装”は、国会に招致された関係者の発言で事実が明らかになればなるほど、安倍首相や首相秘書官らによって政策が歪められていった「森友・加計疑惑」と同じ構図に驚く。

 安倍官邸の暗躍と、それを受けた官僚の忖度――。別表で分かる通り、いずれも「2015年」に集中している。この年、国会は安保法制の審議一色。集団的自衛権の行使容認を含む法改悪を巡って大混乱だった。その裏で、うごめいていたということだが、なぜ15年なのか。

「14年12月の総選挙で自公が大勝し、15年はまさに長期政権の空気が出てきた頃。官僚が官邸への忠誠心を強めたのもこの頃です。12年の第2次安倍政権誕生直後に霞が関の役人が、『経産省内閣でしょ。長続きしないよ。経産省は2年で飽きる人たちだから』などと揶揄していたことを覚えています。しかし、13年に安倍首相の意向で内閣法制局長官が外務省OBになったり、14年には内閣人事局が発足。政権が官僚人事を掌握したのです」(野党関係者)

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