畠山理仁
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畠山理仁フリーランスライター

1973年、愛知県生まれ。早大一文在学中の93年から雑誌を中心に取材・執筆活動を開始。関心テーマは政治家と選挙。2017年に著書「黙殺 報じられない“無頼系独立候補”たちの戦い」(集英社)で第15回開高健ノンフィクション賞を受賞。

ついに国政にも影響…有権者が生み出した過激なモンスター

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「僕は法律に詳しい」

 NHKから国民を守る党(N国)の立花孝志代表(51)は、たびたびこの言葉を口にする。立花氏も筆者も法律家ではないため、実際のところは分からない。しかし、立花氏が選挙関連の法令を読み込んで「穴」を突いてきたことは事実だ。

 例えば「いつまでに転入すれば立候補でき、当選できるか」もN国は実際の選挙で試している。2017年6月4日投開票(5月28日告示)の兵庫・尼崎市議選(定数42)ではN国の武原正二氏(41)が3月1日に市内に転入して立候補。「駅前でのビラ配り30回。わずか35日間の政治活動で当選した」と立花氏は胸を張った。

 また、N国は「被選挙権なし」での立候補も複数回試している。今年4月7日投開票の兵庫県議選(伊丹市選挙区)には、原博義氏(47)が居住要件を満たさず立候補(2992票が無効)。4月21日の兵庫・播磨町議選にも大阪府在住の増木重夫氏(66)が立候補(110票が無効)。5月27日の足立区議選には墨田区民の加陽麻里布氏(26)が立候補(5548票が無効)。立花氏は立候補届け出の様子を撮影し、ネットにも公開してきた。

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