渡辺周
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渡辺周「ワセダクロニクル」編集長

1974年、神奈川県生まれ。早稲田大学政治経済学部を卒業後、日本テレビに入社し、2000年から朝日新聞。高野山真言宗の資金運用や製薬会社の医師への資金提供の実態をスクープしたほか、原発事故後は長期連載「プロメテウスの罠」取材チームの主要メンバーとして活躍した。2016年3月に退社、ニュース組織兼発信媒体「ワセダクロニクル」の編集長に就任。

遅々として進まない捜査とは裏腹な菅官房長官の「宣言」

公開日: 更新日:

プルトニウム製造係長 竹村達也さん

 警察は竹村達也の捜査に本腰を入れていないのではないか。竹村がいた茨城県東海村を管轄する警察署の元署長は、竹村の失踪自体を知らなかった。

 一方の大阪府警は竹村の捜査を継続してはいるようだ。天王寺高校の同級生たちに電話で竹村の情報を求めている。ただ普通、本気で情報を得たいと思っていたら足を運ぶ。私が訪ねた天王寺高校の同級生の自宅は、大阪府警察本部から電車で10分ほどだ。決して遠くはない。

 だが、そうした実態とは裏腹に、菅義偉官房長官は今年1月、ある「宣言」を出した。これは政府の拉致問題対策本部のパンフレットに掲載されている。菅は拉致問題担当大臣を兼任しており、拉致問題に取り組む責任者としての言葉だ。

■「全力で行動してまいります」

「2002年に5人の拉致被害者が帰国されて以来、一人の御帰国も実現していないことは痛恨の極みです。被害者御本人も御家族も御高齢となる中、御家族の切実な思いと『もはや一刻の猶予もない』との切迫感を共有しております」

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