姫田小夏
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姫田小夏ジャーナリスト

上海財経大学公共経済管理学院・行政管理学修士(MPA)。中国ウオッチは25年超、うち約15年を上海で過ごす。アジア・ビズ・フォーラム主宰。日刊ゲンダイでの連載などをもとに「ポストコロナと中国の世界観」(集広舎)。

新経済モデル「双循環」を掲げるも西側の中国包囲網で孤立

公開日: 更新日:

 ウロボロスという伝説上の生き物がいる。「尾をのみ込む蛇」の意味で、環状の姿は内側と外側とを生み出し、始まりも終わりもない完全な状態を象徴する。中国はコロナ禍を経て、ついに“宇宙的境地”に足を踏み入れた。

 これを示すのが「双循環(ダブルサイクル)」である。中国は今年から始まる第14次5カ年計画で、新たな発展政策となる「双循環」を打ち出した。簡単に言えば、「国内と国外の連動」であり、中国国務院の劉鶴副首相は「国内と国際の2つのサイクルが相互に促し合う新たなしくみだ」(昨年11月25日の人民日報)と述べている。

 1970年代の改革開放後、中国は積極的に外資導入政策を進めた。

 中国企業が力をつけ、中国人が富を蓄える2000年代からは、積極的に対外進出するようになった。また、グローバリゼーションを進めつつ、2010年以降は内需拡大をフォーカスするようになった。

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