著者のコラム一覧
保阪正康作家

1939年、北海道生まれ。同志社大卒。編集者を経て「死なう団事件」でデビュー。「昭和天皇」など著書多数。2004年、一連の昭和史研究で菊池寛賞。本連載「日本史 縦横無尽」が『「裏切りの近現代史」で読み解く 歴史が暗転するとき』(講談社)として好評発売中。

スターリンが8月6日、広島への原爆投下にショックを受けた理由

公開日: 更新日:
スターリンは8月6日の面会スケジュールをすべてキャンセルした(C)共同通信社

 ポツダム会談を終えて、スターリンがモスクワに戻ったのは7月の終わりであった。スターリンはマンハッタン計画の内容も、原爆実験も、スパイ網から上がってくる報告によってかなりの部分を知っていた。だからといって、その知識をひけらかすということはない。その爆弾は早いところ使えばいいと、ス… 

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