参院選和歌山「二階vs世耕」は血みどろの全面戦争に…“ステルス支援”が一転、本人登場で対立激化

公開日: 更新日:

 これでもはや「代理戦争」ではなく、二階vs世耕の直接対決の様相となった。

 伸康陣営にとって、盛り返しを図る作戦は限られている。そのひとつがパンダだ。和歌山市内のレンタカー会社店主は「ウチで車を借りる人の8割が南紀地方に向かい、その半分が白浜町のパンダを見に行っていた。パンダ返還は県全体の産業にも影響する」と話す。「パンダを再び和歌山に!」と訴える伸康氏は、少なからず集票が期待できそうだ。

 伸康氏は有権者への同情作戦も徹底している。

「昨秋の衆院選で世耕さんに惨敗した伸康さんは、街頭演説でその反省を口にするようにしています。辻立ちもなるべく1人で行い、腰を目いっぱい低くして、大きく両手を振る。4月に亡くなった故・岸本周平前知事から、こうした低姿勢での選挙運動をレクチャーされたそうです」(前出の県政担当記者)

 伸康が巻き返せなければ「二階王国」はいよいよ滅亡だ。

  ◇  ◇  ◇

 自民党鶴保庸介参院議員(和歌山選出)が8日、参院選和歌山選挙区の応援演説で「運のいいことに能登で地震があった」などと発言し、大炎上。ただでさえ苦戦している自民公認の二階伸康候補は、一気に赤信号がともっている。●関連記事【もっと読む】『自民・鶴保失言「運のいいことに地震」で苦戦の二階ジュニアに赤信号…参院選“仁義なき紀州戦争”決着か』で詳報している。

最新の政治・社会記事

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • 政治のアクセスランキング

  1. 1

    参政党・神谷宗幣代表 にじむ旧統一教会への共鳴…「文化的マルクス主義」に強いこだわり

  2. 2

    高市派「石破おろし」巻き返しに漂うヤブヘビ感…杉田水脈氏らが保守系月刊誌で開陳しためちゃくちゃ論調

  3. 3

    異常すぎる兵庫県政…中学生記者が初めて出席した定例会見での斎藤元彦知事には、表情がなかった

  4. 4

    党勢拡大の参政党「スタッフ募集」に高い壁…供給源のはずの自民落選議員秘書も「やりたくない」と避けるワケ

  5. 5

    国民民主党から問題議員が続出する根源…かつての維新をしのぐ“不祥事のデパート”に

  1. 6

    高市早苗氏の“戦意”を打ち砕く…多くの国民からの「石破辞めるな」と自民党内にそびえる「3つの壁」

  2. 7

    国民民主党・玉木代表が維新にイチャモン連発! 執拗な“口撃”は焦りの裏返しなのか?

  3. 8

    「石破続投」濃厚で党内政局は形勢逆転…そしてこれから始まる“逆襲劇”

  4. 9

    石丸伸二氏「再生の道」に迫る消滅の足音…“敗軍の将”代表辞任の先にあるもの

  5. 10

    自民保守派が“石破おろし”で分裂状態…次期党総裁「コバホークだ」「いや高市だ」で足並み揃わず

もっと見る

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    元女優にはいまだ謝罪なし…トラブル「完全否定」からの好感度アップ図る長渕剛のイメチェンSNS

  2. 2

    高市派「石破おろし」巻き返しに漂うヤブヘビ感…杉田水脈氏らが保守系月刊誌で開陳しためちゃくちゃ論調

  3. 3

    広陵暴力問題の闇…名門大学の推薦取り消し相次ぎ、中井監督の母校・大商大が「落ち穂拾い」

  4. 4

    広陵辞退騒動だけじゃない!「監督が子供を血だらけに」…熱戦の裏で飛び交った“怪文書”

  5. 5

    救済チャリティーでの小田和正に、娘は何度も「この日を絶対忘れない」と

  1. 6

    桑田佳祐も呆れた行状を知っていた? 思い出されるトラブルメーカーぶりと“長渕ソング騒動”

  2. 7

    異常すぎる兵庫県政…中学生記者が初めて出席した定例会見での斎藤元彦知事には、表情がなかった

  3. 8

    阪神藤川監督がそんなに嫌い? 掛布雅之OB会長が「佐藤輝明のスタメン外し」に苦言連発の深層

  4. 9

    巨人・小林誠司がファンから圧倒的に支持される秘密…二軍では休日返上で練習、若手の手本になっていた

  5. 10

    TBS田村真子アナ「ほぼ無双状態」に突入のワケ… エース候補のお手本は“地味キャラ”だった先輩アナ