参政党・神谷代表が予算委デビューでダサダサ提案 ムキ出しの「トランプファースト」に石破首相もNO
さらに、トランプ大統領が表明している①SDGs拒否②脱炭素政策廃止③WHO脱退④ウクライナ支援見直し⑤多様性・公平性・包括性(DEI)政策見直し⑥政府によるSNS規制撤廃ーーを列挙し、「関税交渉を進めていくときに、これらがポイントなのではないか」と自説を開陳。石破首相に次のように投げかけた。
「日本の今の政策はかつてのバイデン政権の政策と非常に近い。トランプさんは変えている。6点ほど挙げたけれども、総理として(トランプに)ここは一緒にやろうと提案したり、直接お話ししたりするつもりはないのでしょうか?」
「日本人ファースト」どころか「トランプファースト」むき出しの提案に、石破首相は「国益に資するかどうかは我が国が主体的に判断する」「アメリカから言われて関税の取引材料として使うのは、必ずしも正しいとは思わない」と拒否した。
トランプ大統領に阿諛追従する外交姿勢のどこに「自主性」があるのかサッパリだが、参政党議員からは時折、「そうだ!」と賛同の声が飛ぶのだった。トランプファーストの参政党が「日本をなめるな!」とイキっている姿は、かなりダサい。
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