党勢拡大の参政党「スタッフ募集」に高い壁…供給源のはずの自民落選議員秘書も「やりたくない」と避けるワケ
一大供給源になりそうなのはもちろん、自民大敗の憂き目で職場を失った落選議員の秘書だ。
毛色こそ違えど、同じ保守政党。参政党は、再就職先の選択肢になりそうに思えるのだが、自民関係者は「党内の落選議員の秘書は『さすがに参政党は怖いからやりたくない』と、応募を見送っている人が多いようです」と、こう打ち明ける。
「神谷代表が過去に『影の政府が秘密裏に日本社会を動かしている』といった陰謀論を主張するなど、何を考えているか分からないところがある。参政党の憲法草案も、現憲法が保障する基本的人権がほとんど盛り込まれていないなど“素人集団”感は否めない。同じ『保守』を名乗っていても、ハッキリ言ってまるで別物です」
実現可能性の低い政策をたびたび訴えていることも、大きな懸念事項だという。
「子供に毎月10万円を支給するとの公約をはじめ、財源を示さず無謀な積極財政を掲げている。秘書は国会質問の準備をすることもありますが、この様子ではどんな仕事を任されるかわかったもんじゃない。避けるのも当然です」(前出の自民関係者)
まともなスタッフを集められなければ、参政党が臨時国会でボロを出すのは必至だ。
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参政党は参院選後もトンデモぶりを発揮している。関連記事【もっと読む】【さらに読む】などで詳しく報じている。
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