哲人政治家 井出一太郎の風格(1)九死に一生を得て政界入り

暮れ行けば浅間も見えず 歌哀し佐久の草笛
これは島崎藤村の「千曲川旅情の歌」の一節。今でも夕刻に佐久平に立てば、どこかから草笛の音が聞こえてくる感じがする。
長野県の県歌「信濃の国」で「四つの平は肥沃の地」とうたわれるように、佐久平は他の3平野(善光寺、松本、伊…
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